吉田璋也の世界 Syoya YOSHIDA Design collection

鳥取の新作民藝運動の指導者である
吉田璋也のデザイン集

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デザイン

陶芸牛ノ戸焼二色染分皿

吉田は1931年に鳥取に帰郷して医院を開業する。同時に、柳宗悦が発見した民藝の美を現代の生活に取り入れるため、日用の雑器を作っていた牛ノ戸窯で新作民藝の試作を開始した。5月15日の第1回目の開窯には柳も立ち会い、「上々の出来だ。」との高い評価を得て、吉田は新作民藝運動の将来性を確信し活動を開始することになる。「染分皿」はこの時デザインされた。
染分皿は元は伊羅保釉と黒釉だったものを吉田が緑釉と黒釉にアレンジしたものである。
吉田のデザインには装飾が少ないが、最初にデザインしたこの皿が最もシンプルでモダンだった。

デザイン年 1931年
作者名 牛ノ戸焼
大きさ(W×D×H)mm φ306×60